犬の介護は、人間の介護と同じくらい大変です。体力的にも精神的にも、介護する側の負担はとても大きい。でも、適切なアイテムを使うことでその負担はかなり軽くなります。そして負担が減った分だけ、愛犬に愛情を注ぐ余裕が生まれます。
我が家では20歳まで生きてくれたトイプードルの介護を経験しました。この記事では、老犬の排泄介護で実際に役立ったアイテムと、使ってみてわかったことを正直にお伝えします。
この記事の前提:20歳まで生きたトイプードルの介護経験をもとに書いています。犬の状態や症状によって適切なケアは異なります。気になる症状がある場合はかかりつけの獣医師にご相談ください。
📋 この記事の目次
老犬の排泄問題はいつ頃から始まるのか
排泄の問題が出始めたのは14歳のころでした。それまで完璧にできていたトイレが、少しずつできなくなっていきました。
具体的には以下のような変化が起きました。
- 決まったトイレの場所まで間に合わない
- 散歩まで我慢できずに室内で排泄してしまう
- トイレの場所を認識できなくなってきた
叱ることは一切しませんでした。わざとではなく、体が思い通りに動かなくなっているだけです。大切なのは環境を整えて、愛犬が安心して過ごせるようにすることでした。
介護で役立ったアイテム①:犬用おむつ(プーぱんつ)
排泄の問題に最初に取り入れたのが犬用おむつです。我が家が使ったのは「full of vigor(フルオブビガー)」のうんちキャッチおむつカバー「プーぱんつ」です。
プーぱんつの特徴
- うんちを袋でキャッチできる機能付きのおむつカバー
- うんちキャッチ用の袋は専用品ではなく、市販の犬用うんち袋が使用可能
- おむつがズレにくい設計
- 消臭効果のある生地を使用
- 綿100%の本体素材で着心地がやさしい
- 日本製(MADE IN JAPAN)
- 手洗いまたは洗濯ネットで洗える
使ってみた感想
どこで排泄しても大丈夫になったことで、愛犬も飼い主も気持ちが楽になりました。粗相のたびに慌てて掃除する必要がなくなり、介護の負担が大きく減りました。
介護で役立ったアイテム②:介護用歩行補助ハーネス(LOOBANI)
14歳を過ぎると、後ろ足の脚力が急激に衰えてきました。散歩で外に出ても、足がふらついて転びそうになることが増えてきたため、介護用のハーネスを取り入れました。
使ったのはLOOBANI(ルーバニ)の犬用歩行補助ハーネスです。
LOOBANIハーネスの特徴
- 独自のアーチデザインで体への負担を分散
- 後ろ足をサポートし、立ち上がりや歩行を補助
- 超柔らかいフリース素材で裏打ちされており着心地がやさしい
- サイズ調整が可能で、かがまずにリードできる
- 取り外し可能なパッド入りハンドルで飼い主の手も守る
- 手洗いのみ対応
他のユーザーの声
実際に購入したユーザーからも、補助機能や肌触りについて高い評価が寄せられています。
- 17歳のシーズーに使用。内側がふわふわ生地で摩擦による怪我もなく、しっかり歩行サポートできると好評
- 急に歩けなくなった愛犬の移動に役立った。階段も抱っこより腰への負担が少なく助かるという声も
- 嫌がらずに使えた、安定感があるという意見が多数
一方で使いやすさや持ちやすさについては意見が分かれているため、愛犬の体格やサイズ選びを慎重に行うことが大切です。
おむつとの組み合わせが最大のポイント
ハーネスだけを使っていると、排泄のときにハーネスや体が汚れてしまうという問題がありました。でもおむつと組み合わせることで、ハーネスも愛犬の体も汚れることなく、外での排泄をスムーズに行えるようになりました。
外でしか排泄したがらない子でも、この組み合わせで問題なく対応できました。おむつ単体、ハーネス単体ではなく、セットで使うことで初めて真価を発揮するアイテムです。
洋服スタイルが苦手な子には「うんコロキャッチ」
プーぱんつはタンクトップ型のおむつカバーですが、洋服を着ることが苦手な子には別のアイテムがおすすめです。
FrienDoggy「うんコロキャッチ」は、老犬介護士が監修したマナーベルト型のおむつです。ボタンに袋を取り付けるだけでうんちをキャッチできる仕組みで、洋服のように体全体を覆わないため、着用への抵抗が少ない子に向いています。吸水パッドと組み合わせて使うことで、おしっこ・うんちの両方に対応できます。
| プーぱんつ | うんコロキャッチ | |
|---|---|---|
| タイプ | タンクトップ型 | マナーベルト型 |
| 向いている子 | 洋服慣れしている子 | 洋服が苦手な子 |
| うんちキャッチ | ○ | ○ |
うんコロキャッチの詳細はこちら:https://ec.friendoggy.com/shop/products/U002-1-S
介護は愛犬だけでなく飼い主も疲弊する
犬の介護は、「犬だから」と軽く見てはいけません。人間の介護と同じくらい、介護する側に体力的・精神的な負担がかかります。
掃除の回数が増える、夜中に対応が必要になる、先が見えない不安が続く。介護をしたことがある方なら、この重さが伝わると思います。
だからこそ、アイテムの力を借りることが大切です。負担を減らすことは、愛犬に対して手を抜くことではありません。介護する側が余裕を持てることで、愛犬により多くの愛情と時間を注げるようになります。
まとめ
| アイテム | 商品名 | 価格目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 犬用おむつ | プーぱんつ(full of vigor) | 約2,050円〜 | うんちキャッチ機能・日本製・消臭素材 |
| 介護用ハーネス | LOOBANI 歩行補助ハーネス | 約2,980円〜 | 後脚サポート・アーチデザイン・調節可能 |
| おむつ(洋服苦手な子向け) | うんコロキャッチ(FrienDoggy) | 要確認 | マナーベルト型・老犬介護士監修 |
おむつとハーネスをセットで使うことで、外での排泄もスムーズになり、飼い主の負担も大きく軽減されました。老犬介護に悩んでいる方に、少しでも参考になれば嬉しいです。